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12件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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1981-05-06 第94回国会 衆議院 法務委員会 第10号

これももう学者の先生方の間で十分論議されたと思いますが、たとえば民法では、一条に、「私権ハ公共福祉ニ遵フ」「権利行使及ヒ義務履行ハ信義ニ従ヒ誠実ニ之ヲ為スコトヲ要ス」「権利濫用ハヲ許サス」、それから「法律行為」のところで、「公ノ秩序又ハ善良ノ風俗ニスル事項目的トスル法律行為ハ無効トス」、民法にはこういう一般的な規定があるわけなんです。

林百郎

1981-05-06 第94回国会 衆議院 法務委員会 第10号

民法では、先生のおっしゃるようなことを心配しなくても、ちゃんと「私権ハ公共福祉ニ遵フということがあり、以下私が読んだようなことがあって、それがもう定着して、何らナチスの、何もヒトラーが化けて出るようなことはないわけなんですから、やはり商法でも、鴻先生もおっしゃっておりますけれども、基本的に、社会的に重要な責任を企業は持っているんだ、そこを自覚して商行為をしていかなければいけないじゃないかという自覚

林百郎

1981-04-24 第94回国会 衆議院 法務委員会 第8号

たとえば「私権ハ公共福祉ニ遵フとか、信義に従って誠実に行使しなければならないとか、「権利濫用ハヲ許サス」というような社会的責任に沿うような規定があり、これに加えて商法中にそのような一般的な規定を設けても、それは単なる精神的規定にすぎない、実効は疑わしいばかりでなく、商法の中に異質の規定を持ち込むものであるというような批判も多かったと聞いております。

中島一郎

1966-04-26 第51回国会 衆議院 法務委員会 第31号

一番大きな部分を占めているということでございますが、これはやはり私考えますのに、申し上げるまでもなく、土地あるいは建物というこの不動産は、私権所有権目的物でありますと同時に、物の性質上、最高度に社会的にこれを利用しなければいけないというものの考え方に立たなければならないわけでありまして、戦後民法の第一条に特に掲げられました「私権ハ公共福祉ニ遵フというこの条文が一番対象になるものだというふうに

大竹太郎

1966-03-31 第51回国会 参議院 予算委員会第三分科会 第3号

私権ハ公共福祉ニ遵フ」。ですから、ここのところから私は、勇断をもって解決すれば土地問題というものは片がついていくと思うのです。そういう点で私は大臣のあの思い切った発言に対して大きな期待を持っておりますので、ぜひとも地価問題の解決のためには、さらに住宅問題の解決のためには、大勇断をもってそれを推進していただきたいんです。そのことをやると言っていただけば、私は大臣に対して心から敬意を払いますがね。

矢山有作

1956-12-01 第25回国会 参議院 社会労働・法務委員会連合審査会 第1号

私権ハ公共福祉ニ遵フ」、「権利行使及ヒ義務履行ハ信義ニ従ヒ誠実ニ之ヲ為スコトヲ要ス」、信義、誠実の原則をうたっておるのだと思います。「権利濫用ハヲ許サス」、非常にこの法律思想と申しますか、社会思想の変化というものはわれわれ傾聴し、またこういう傾向を喜ぶものであります。

田畑金光

1948-06-21 第2回国会 衆議院 司法委員会 第37号

先の議会におきまして、民法の一部の改正案がわれわれの手もとにまいりましたときに、その第一條私権公共福祉のために存するという言葉があつたので、私たちは断固として反対をし、それは未だに全体主義的思想が残つているのだ、民法の冒頭において私権公共福祉のために存するというようなことは、全体主義的の思想だというので、極力私たちは反対して結果、民法一條は「私権ハ公共福祉ニ遵フと改められたなまなましい

中村俊夫

1947-11-06 第1回国会 参議院 司法委員会 第39号

政府の原案では、第一條の第一項として、「私權ハ總公共福祉爲メニ存ス」いう規定を新設いたしましたが、衆議院におきまして、右の規定を「私權ハ總テ公共福祉ニ遵フということに修正いたしました。更に第一條の第三項として、「權利濫用ハヲ許サス」という規定を附加することに修正をいたしたのであります。

鬼丸義齊

1947-10-30 第1回国会 衆議院 本会議 第52号

私権公共福祉の線に沿うてあるという意味で、「私権ハテ公共福祉ニ遵フと改め、第二項は原案そのままとし、第三項に「権利濫用ハヲ許サス」と追加したのであります。  第二の案は、自由党提出にかかる修正案であります。その内容は、第一條においては、「私権ハ公共福祉二反セサル限度於テ存ス」と修正しております。

松永義雄

1947-10-27 第1回国会 衆議院 司法委員会 第50号

一條 私權ハ公共福祉ニ遵フ權利行使及ヒ義務履行ハ信義ニ從ヒ誠實ニ之ヲ為スコトヲス權利濫用ハヲ許サス  第二案は自由黨提出修正案であります。   民法の一部を改正する法律案の一部を次にように修正する。  第一條中「總テ公共福祉ノ為メニ」を「公共福祉ニセサル限度ニ於テ」と改める。   第七百二十七條の次に次のように加える。  

松永義雄

1947-10-27 第1回国会 衆議院 司法委員会 第50号

すなわち修正案一條の一の第一項におきまして、「私權ハ公共福祉ニ遵フ規定いたしましたのは、私權存在の意義、そのあり方を定めたものであり、第二項における「權利行使及ヒ義務履行ハ信義ニ從ヒ誠實ニ之ヲ為スコトヲ要ス」と規定いたしましたのは、私權行使の準則、原則を表示したものといたしまして、また第三項の「權利濫用ハヲ許サス」と規定いたしましたのは、私權行使の限界を明らかにし、もつて國民に私權の

石川金次郎

1947-10-27 第1回国会 衆議院 司法委員会 第50号

またこの點に對する三黨の修正案である「私權ハ公共福祉ニ遵フという文言も、はたして妥當であるかどうかということを附け加えて、ここに檢討して見たいと思うのであります。  元來民法は、われわれの個人生活の上において生起する權利義務の關係を規定するものであります。從つてそれは私權を中心としております。

佐瀬昌三

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